社長ブログ福祉を支える技術革新
階段昇降機とその利用の未来を
考える、社長のブログです。

社長ブログ
- 2025年04月04日
南海トラフ地震について考える
先日、「南海トラフ巨大地震最大クラス地震における被害想定について」 新たな被害想定が発表されました。改めて「巨大」という言葉が付くことに気づき、意味の重さを実感しました。198ページに及ぶ報告書に目を通しました。地震発生時の被害状況や、人的被害、経済的損失、インフラへの影響などが詳細に示されており非常に衝撃的な内容になっておりました。巨大地震が来ないことを願うばかりです。
報告書の中には、以下のような内容の記述がありました。
「東日本大震災におけるライフライン復旧概況は、90~95%程度の復旧までに約 1 か月を要した。約 90%の復旧に 22 日、約 95%の復旧に 38 日を要している。また、令和6年能登半島地震では、本水道管の全面復旧までに約 6か月を要した。南海トラフ巨大地震ではより広範な被害の発生により、全面復旧がさらに遅れる可能性がある。」
このような過去の事例からも明らかなように、南海トラフ巨大地震が発生した場合、広範囲にわたる被害が発生することが懸念されており、ライフラインの復旧やインフラの再建には東日本大震災よりさらに長い時間がかかることは容易に推測されます。
これを踏まえて我々はどうすればよいのでしょうか。一般的に備蓄品は3日分を用意することが望ましいといわれていますが、南海トラフ級ですと1週間分は最低でも必要になるのではないのでしょうか。飲料水は1日3リットルの備蓄が目安とされていますので、4人家族の場合84リットルもの備蓄が必要となってきます。東日本大震災以上の混乱が予想される中、自分の力で生き抜くための事前の準備を進め、安心して日常生活を送れるようにしたいと思います。
製品についてのご相談・資料請求など、まずはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ