社長ブログ福祉を支える技術革新
階段昇降機とその利用の未来を
考える、社長のブログです。
社長ブログ
- 2018年12月06日
ネーミング 「スピード」+「イージー」
11月1日に大阪で行われた全国福祉用具相談・研修機関協議会平成30年度全国会議で、多くの方の前で「高齢者施設における避難具の実態と課題」について講演をしました。
老人福祉施設に避難はしごが設備されている実態に、みなさん驚かれていました。口々にこんな声が聞こえてきました。誰が助かるの?
まだまだこのような状況は世間にしられていない。今後も講演等を通じて実際に災害が起こった時に、災害弱者の方たちをどうしたら助けられるのかを考えていただけるよう活動して行きます。
都内の駅で、飲料水が入ったケースを運んでる階段昇降車見たことありませんか?キンコーンキンコーンとチャイムを鳴らしながら動いてる運搬車です。チャイムがうるさいと思われた方もいたかもしれませんが、周りへの注意喚起のためなのです。発売当初、チャイムは必須との鉄道側からの要請で3種類の音色のチャイムの中から選んでもらって決めたものです。
この製品はスピージィといいます。
従来の荷物用の階段昇降機に比べて、スピードが早くて操作が簡単であることから「speedスピード」+「easyイージー」をもじってつけた製品名です。解り易く製品の特長を伝える事が出来ればと考えた時に、浮かんだのがスピード&イジーでスピージィでした。これがスピージィの名前の由来です。
また、階段を電動で昇れる電動階段昇降車「キャリアップ」は「carry運ぶ」+「up上がる」でキャリアップ。
非常用階段避難車「キャリダン」は降り専用の階段避難車なので、「Carry運ぶ」+「down降ろす」でキャリダン。この製品は輸出していますが、北米の代理店では「エバキュー・トラック」、ヨーロッパの代理店では「イーバック・スケート」という製品名で売られています。
以前こんな話を聞いたことがあります。伊藤園の「お~いお茶」は発売当初は「缶煎茶」という製品名でまったく売れなくて、改名したら売上が6倍の40億円にまで伸びたそうです。また、カルビー「じゃがりこ」は、開発担当者の友人である「りかこさん」が、美味しそうに食べている様子がきっかけになったそうです。『じゃがいも』+『りかこさん』で「じゃがりこ」。
製品のネーミングはその後を左右する大事なこととなるので、様々な観点から見出していかなければならないから非常に難しいです。「スピージィ」我ながら気に入っています・・
今年、大学4年の息子と2人で小田和正のコンサートに行きました。たまに口ずさんでいるのは知っていましたが、まさかコンサートに行きたいなんて言って来るとはビックリ。
私は中学生の頃からのファンですのでコンサートには何度も行っていますが、まさか息子と行くことになるとは想像すらしたことがなかったです。
息子のとても満足した様子を見てとても感慨深いものがありました。
いまだに現役72才小田和正に感謝!
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